妻が電話に出ています、「はい、はい、わかりました、家のものでよければ、
明日の午後3時ですね、伺います・・」ちょっと気になったので聞いて
みると、町内会からパソコン教室の講師をしてくれないかとの事でした。
町内会では有志が集まって、今後会報誌を作りたいと決まったそうです、
定期的に町内の様子や、ゲートボール等のイベント情報を配信したいと
言うことでした。
ただ、パソコンはあるけど誰も操作ができないので、その操作説明を私に
やってくれないかと、白羽の矢が立ったようです。近所の方が、私の前の
の仕事がパソコン関係だったという事をご存知で、町内会の方に具申
されたそうです。
私も暇を持て余していたので、いい塩梅に事が進んで行きました、勿論
ノーギャラ、ボランティアです。
教室開催にあたって実は不安がありました、機材はまあ良しとして、一体
受講される方はどのレベルなのか?不安でした。
案の状です、パソコンの電源がまず入りません、お歳を召した方は電化製品
に弱いんです、スイッチの場所は判っても押せないのです、怖くて・
そりゃそうですよね、全く経験がなくて未知の物を触るのですから、
私には非常に滑稽に見えましたが、皆さんは真剣でした。
きっとご経験ある方もいらっしゃるでしょうが、初心者のお年寄りには、
ログイン・クリック・WINDOWS、判りません、マウスをクリック?
ネズミを叩くのか?これまじです、でもこのときに悟りました「この方々が
我々をささえてくれていたんだなあ」と、そして私は暇だし、これから定期的に
数回は教室を開こうと考えました。しつこいですがノーギャラです。
それとしばらくは、手書き情報をもらって、私が会報誌をつくることに
なりました、最終的にはホームページと最初の段階で思っていましたが、
限りなく無理に近いこともまた理解しました。