2009年6月16日火曜日

退職理由①

私は大手事務機器メーカーでPCやサーバーの保守を行う、カストマー・
  
エンジニア(CE)をやってきました。



いわゆる、保守員ですね、主に大手のお客様担当で、OSのインストールや

バージョンアップ、故障時のハード修復、バックアップ構築などをメインと

した業務に携わってきました。


  
PCはまだ良いのですが、サーバーがこけると、結構大変で酷いときは

徹夜になったりとそれなりに大変な思いをしていました。ただ修復

した時の喜びもそれなりにあり、プチ達成感を何度も味わってきました。



2年前に課長になった位からですか、毎日が何か面白くないんです、

以前のやる気が湧いてこなくなっていました。



俗に言う中間管理職だからではありません、特に仕事や人間関係で

板挟みにあったりとかでもないのですが、楽しくないんです、特別

体調も悪くないし、最近よく耳にする「うつ」でもありません。


  
しばらく悶々とした日を過ごしていて、ある日、お客様のクレーム

処理に伺いました。



サーバー障害で、原因がはっきりせず長時間となっており、お客様の

業務に支障をきたした為、修復とお詫びにいきました。



徹夜したかいがあったのか原因も判り、お客様にも納得していただき

会社に戻る途中で、ふと、確信めいたものが見えました。


  
それは、「役職はいらない、一生エンジニアでいたい」というもの

でした、早速、部長に相談し降格を希望しましたが、叶えられません、
  
むしろ、技術でいくなら、東京に行ってくれとまで言われてしました。


  
部長はいい人です、私の将来を思っての事だとすぐに理解しましたが、

私はそれ以降、もやもやするばかりで、全く面白くありません。


  
それからですね、本気で辞める事を決意していきました。